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『顔層筋メソッド』のすべてが分かるQ&A

筋肉をケアするとなぜキレイになれるの?体のどこがどう変わる?
キレイになりたいOL麗子が、その秘密を先生にとことん教えてもらいました!
これを読めば『顔層筋メソッド』の奥深さだけでなく、アンチエイジングに何が必要かを
知ることができます。


Profile

中辻先生
日本発の”リニューイングセラピー”開発者。筋治療の必要性と重要性を
皆さんに知ってもらう
ことを使命とし、多くの女優やモデルからの信頼も
厚い。初の著書「顔層筋メソッド」を発表した。

麗子
美容マニアで新しい情報は欠かさずチェックしているOL。32歳。
リニューイングセラピーの体験はまだ1回。


麗子 「先生お久しぶり! 相変わらずお若いですねえ」

先生 「若さをキープする研究を続けているからね!」

麗子 「先生、お顔のマッサージ本を出版されたんですって?」

先生 「なかなか面白いものができましたよ。ほら、コレです」

麗子 「やった! この本さえあれば、老化は止められるのね!!」

先生 「残念ながら老化は止められません」

麗子 「……えーーー」

先生 「でも、老化の進行を遅くすることは可能だと思っています。もちろん個人差があるけど、
ストレスだらけで傷ついてしまった老化もあれば、夢に向かって輝いている老化もある。道ゆく人を観察していると、若いのに顔が極端に老けて見える人もいれば、顔はとても綺麗なのに身体の老化に気づいていない人もいます。ほんのちょっと注意して、体と顔をメンテナンスすればすごく美しく変わるはずなのに本当にもったいない。そんな人たちにこそ使って欲しいと思い、本を作りました」

麗子 「確かに同級生でもいろんな意味で同い年に見えない人ってたくさんいます。何が原因なのか、どうすればいいのか、先生教えてくれますよね?」

先生 「もちろん! 今日はいつまでも若々しくキレイでいられる秘密をとことんお話しますよ!」

Part.1 「老化を促すものとは?」
Part.2 「筋肉と老化の関係は?」
Part.3 「表情筋をケアするとどうなる?」
Part.4 「施術後に注意することは?」
Part.5 「最後に」

Q.老化を促すものとは?

麗子 「最近、30代、40代の人でもびっくりするくらい若い人が増えているんですよね。老化って止められるものなんでしょうか」

先生 「止めることはできませんね」

麗子 「あらら。。。じゃあ若々しい人が増えているのはどうして?」

先生 「生き物がどうして老化するのかはまだ解明されていません。でも、老化を促す原因は徐々に分かってきているんです。まずは、キレイになる方法を知る前に、老化を促す原因を知っておくことがとても大切です。ちょっと以下の項目をチェックしてみましょう」

<コレが老化を促す原因!>
◆血管の老化による萎縮
◆細胞の寿命
◆使わないことでおこる廃用性の萎縮
◆活性酸素よる傷害
◆ホルモン分泌の変化に影響(性差がある)
◆メタボ症候群による影響

麗子 「血管かあ。。。スチームや蒸しタオルを顔にあてて血行を促す美容法があるけれど、アレも老化防止に効果があるってことですか?」

先生 「そうですね。血管は肌をはじめ、からだのすみずみまで酸素や栄養を送ったり、老廃物を回収して回る細胞間の重要な道路のようなもの。美肌づくりには血行不良の改善が欠かせません。だから、さまざまな美容法に利用されているのでしょう。

血管=体内の道路が壊れたり道がでこぼこだったりすると、目的地である細胞の働きが低下します。動脈硬化という言葉を聞いたことはありませんか? あれはまさに血管の老化そのもの。いろいろな原因がありますが、代表的なものは食生活の乱れです。ちなみに麗子さんは昨日何を食べました?」

麗子 「仕事が忙しかったもんで、ファーストフードのハンバーガーとポテト…かな(笑)」

先生 「たまにならいいけれど、ジャンクフードばかり食べたり、カロリーをとりすぎたりしていると、血管の中が悪玉コレステロールや脂質でドロドロになり、管が詰まり道が凸凹になってしまいます。すると細胞に栄養がいきわたらなくなり肌の新陳代謝も当然低下して、年齢よりも老けた肌になりやすいですね。

さらに、体は使われないことでも老化が進みます。例えば骨折した人。骨折した脚などをギブスで固定して動かさないと、部分的に筋肉が落ちてひょろひょろになりますよね。あのように、体というものは使わないとどんどん萎縮していく。さらに、女性の場合は生まれつき脂肪を蓄積しやすいようにできているので、それも老化を促します」

麗子 「脂肪がつくと老化が早くなる!? 私、体脂肪30%近いんです!」

先生 「その理由は、余分な脂肪が多いと痩せている人に比べ、活性酸素がたくさん発生するからです。カロリーの取りすぎやストレスなども活性酸素を発生させやすくする原因だといわれています」

麗子 「活性酸素! 肌をサビつかせるというヤツですね」

先生 「そう、それです。活性酸素は本来体内で分解されますが、加齢によって分解力が落ち、細胞の成分が酸化しやすくなっていく。そんなさまざまな原因が積み重なり、シワやたるみなど、体の表面に老化現象が刻まれていきます。このほか、免疫力の低下や、関節の変形、筋肉の萎縮などもさまざまな要素が混ざり合い、老化はどんどん進んでいくのです


麗子 「活性酸素! 肌をサビつかせるというヤツですね」

先生 「そう、それです。活性酸素は本来体内で分解されますが、加齢によって分解力が落ち、細胞の成分が酸化しやすくなっていく。そんなさまざまな原因が積み重なり、シワやたるみなど、体の表面に老化現象が刻まれていきます。このほか、免疫力の低下や、関節の変形、筋肉の萎縮などもさまざまな要素が混ざり合い、老化はどんどん進んでいくのです」

麗子 「それらを回避するのはどうしたらいいの?」

先生 「生物的な老化は止められないけれど、この悪循環を止めることを思いついたんです。体の中で明瞭に若返らせることができる器官は筋肉。つまり、筋肉の老化なら遅らせることができる。筋肉をケアすると血管や脂肪、免疫など、あらゆる老化の原因にアプローチできる。そこに着目したのが“顔層筋メソッド”なのです

Q.筋肉と老化の関係は?

― 筋肉のコリと歪みの関係 ―

麗子 「筋肉というと、日常生活では腰や肩がこるくらいしでしか意識する機会がないかなあ」

先生 「麗子さんは、筋肉のこりは何が原因だと思います?」

麗子 「昔レントゲンをとったら首の骨が曲がっているって言われたから、それかな?」

先生 「一因ではあると思うけど、筋肉の歪みも大きいですよ。人間の筋肉は、通常は左右対称についていますが、左右非対称になるとバランスが崩れて関節まわりから歪んでくる。これもコリの大きな原因です」

麗子 「左右非対称になるのはなぜ?」

先生 「まず、筋肉は収縮→弛緩という伸び縮み運動によって動いています。ところが繰り返し作業や長時間の同姿勢などによる筋肉の疲労や打撲・捻挫などにより筋肉が傷つくと、筋肉は収縮して緩みづらくなるんです。さらにこの収縮のために血管が圧迫されて血行不良が重なり筋肉はますます緩まなくなってしまうのです。そういったものの積み重ねで、左右の長さがアンバランスになっていきます

麗子 「“長時間同じ姿勢をとるのはよくない”っていわれるのもそれですね! そうだ、筋肉といえばこの間、転んでお尻をぶつけたらお尻が硬くなったんですよね」

先生 「まさにそれも収縮した筋肉。その硬くなった部分を筋硬化といいます。部分的に筋硬化すると左右のバランスが悪くなり、肩こりや腰痛など、不調の呼び水となります。

それを改善するためには、まずは血流の改善が大事。筋肉も他の細胞と同様に、血管から酸素や栄養をもらったり老廃物を排泄したりしています。血流が悪くなると、収縮した後ゆるみにくくなる。死ぬと体が硬くなる“死後硬直”はご存知ですよね。あれは血流が止まるから筋肉が硬化するんです。硬化を改善しないまま積み重ねていくと、しこりとなって体に定着してしまいます

麗子 「そうか…。今度ヒマができたらマッサージに行ってきます」

先生 「できるだけ早くゆるめないと、硬化はどんどん悪化しますよ。筋肉が硬くなると体はその部分を守ろうとして、さらにその周りを硬くしていくという特徴があるんです。これは美容的にも大きなダメージを与えます

― 表情筋が固くなると老化が進む ―

先生 「私たちは、皮膚の黒ずみやシワなどから、その下にある筋肉の異常を予測します。便秘になると肌が荒れますよね? 血流の関係、神経や細胞間の化学物質など、いろいろな関連が疑われますが、表皮に現れる異常なサインから、その深層や周囲組織の異常を推定できるんです

麗子 「シミやカサつきって乾燥や紫外線だけじゃなく、筋肉が関わっているんですか!?」

先生 「そうなんです。顔には表情筋がありますよね。無表情な生活を送っていたり、眉間にシワを寄せるなど表情のクセがあると表情筋が硬くなります。肩こりのケースと同様に、筋肉が硬くなると骨・関節にも歪みが生じるので、顔が左右非対称になっていきます」

麗子 「私の顔、昔よりも右のほうれい線が深くなってきたのはもしかして…」

先生 「それも顔が歪んできたサイン。表情筋の硬化は歪みだけでなくたるみも引き起こし、さらに血行不良になるので肌細胞に栄養が回らなくなり肌トラブルにもつながります。また、脂肪を代謝する能力も激減。総合的に老化が進むといっていいでしょう

― 硬い筋肉は美人顔の大敵! ―

先生 「筋肉が硬くなると、筋肉本来の機能も低下します。健康な状態での収縮率を100%とするなら、硬くなった筋肉の収縮率は50〜70%程度。すると、細かい仕事を行う調整力が落ちていくのです。歳をとるにつれ“体が動きにくくなる”などの、誰もが感じる能力の低下は、筋肉が固く収縮してきている証拠なんです」

麗子 「そういえば、私も最近は写真を撮られるとき、表情がつくりにくくなってきたのを感じますね」

先生 「顎関節に違和感があったり、頭を覆う筋肉が硬くなって頭痛を引き起こしたりするケースもありますよ」

麗子 「最近ヘッドスパが人気ですよね。あれも顔からつながる頭の筋肉がこっている人が多いってことですね」

先生 まさにそのとおりです。顔の筋肉が硬化すると、顔のひきつりや歪みが目立つように。それは特にストレスフルな女性に多く見られます。でも、ほとんどの人は顔の緊張にまで自分ではなかなか気づけない。そうして放っておかれた筋肉の緊張が歪みを生み、アンバランスな印象の顔になってしまうのです」

麗子 「左右対称なのは美人の条件なのに…。怖いですね」

先生 「顔の緊張やコリを改善しないと、口もとが歪んだり目の大きさが左右違ったりしてきますよ。そして悪化すると関節も変形してくる。その典型例が顎関節症。あごは非常によく動かす部位なので緊張によるアンバランスが出やすく、硬くなりやすいんです。麗子さん、歯をグッと食いしばったときにもりあがる筋肉をちょっと触ってみてください」

麗子 「あ! 硬くコリっとしてる!」

― たるんだ“ブルドック顔”も筋肉の老化が原因 ―

先生 「そこが硬くなっている人は顎関節症になりやすい傾向があります。ほどんどの人が予備軍といっていいくらいです。痛みや不快感という問題だけでなく、硬くなった部分を守ろうとしてコリが顔全体に広がっていってしまうという問題も。

さらに、美容的には筋肉の“張力”も大きく関わります。皆さんご存知かもしれませんが、筋肉の端は骨についていて、もう一端は表皮についています。そうして骨と皮膚を支えています。この力を“張力”といいますが、この力が衰えると肌のハリがなくなって…

麗子 「たるむわけですね! ブルドック顔!」

先生 「正解!たるみの原因は加齢でコラーゲンの生成量が減ることや、細胞同士の結合力が弱くなることなどが関係しますが、筋肉張力が低下することも大きな原因になります。僕が実際にマッサージを行い筋肉の硬化をゆるめてから筋肉運動を行ってもらうと、たるみはグングン改善されていくのも、その証拠だといえます」

― 若い筋肉が美肌を司る ―

麗子 「でも私はまだ、たるみは気になりませんね」

先生 「たるみだけじゃないんですよ。筋肉の硬化は吹き出物や湿疹などの原因にもなります。筋硬化は血液の流れを邪魔するので、皮膚細胞へ栄養を送ることも不要な老廃物を排出することも難しくなります。するとニキビや湿疹ができやすく、免疫力も低下して肌荒れも直りにくくなります」


麗子 「私の周りの運動している人ってすごく肌がキレイなんですけど、それは血流がいいから美肌なんですかね」

先生 「そういうことですね。筋肉をしっかり動かすことで美肌物質が肌へじゅうぶんに届いているのでしょう

― 筋肉をほぐすと成長因子が分泌される ―

麗子 「この間友達がヒアルロン酸注射をしたのですが、そういったものでは老化を止められないのでしょうか」

先生 「ヒアルロン注射などは手ごたえを感じやすいけれど、その場しのぎのケアにすぎなません。筋肉を柔らかくほぐして、自分自身で栄養をめぐらせる力を高めないことには、老化の根本的な原因は取り除けないのです。

栄養をめぐらせる、肌のハリを保つほか、さらに筋施術の素晴らしいところは、刺激を与えることで筋肉細胞から成長ホルモンと同じ働きをする物質が生成されることです」

麗子 「成長ホルモン! 肌を修復してくれるんですよね。よく、23時から2時の間に睡眠をとるといいって聞きますが、仕事が忙しいからなかなかそうもいかなくって」

先生 「具体的には成長因子といい、皮膚の老化を左右している可能性が十分に考えられます。睡眠のほか、肌をなでるだけでも成長因子は分泌されるといわれていますよ。筋肉を柔らかくほぐすとさらに分泌量が増え、老化防止に絶大な効果を発揮します」

― 筋肉を柔らかくほぐすと小顔効果も抜群 ―

先生 「麗子さんは最近、他にどんなケアをしていますか?」

麗子 「あごのたるみが気になるので、顔をしっかり動かしながら“あいうえお!”を20回言うフェイササイズは続けています」

先生 「いわゆる小顔体操というやつですね。ちなみに筋肉の硬化は脂肪の代謝も低下させますよ

麗子 「といことは、太る?」

先生 「可能性は高い。“有酸素運動”で知られるように、脂肪を燃やすためにはたっぷりの酸素が必要です。そして酸素を運ぶのは血液。筋肉が硬化して血流が悪くなれば、供給される酸素の量が減り、脂肪の燃焼効率が極端に下がるというワケです

麗子 「では逆に、筋肉を柔らかくすればやせるということ?」

先生 「そうです。実際に二重あごの方の施術を行うと、顎下の筋肉がカチコチになっています。そこを緩めてあげると、二重あごはスルッと改善するんですよ。顔でも体でも、よく部分的に脂肪がついている人っていますよね。そういう人を見かけると、脂肪がついているパーツの周辺の筋肉が硬いんだろうなーと思うんです

麗子 「二重アゴ、ダイエットしないと絶対になくならないと思ってた…!! これは嬉しいですね」

先生 「最近では筋肉が持つ脂肪燃焼効率が着目され、スリムな体型を目指すため運動で筋肉量を増やすべきだと言われているようです。ところが女性の場合は筋肉を増やすのに時間がかかりがち。だから、機能が低下してしまった筋肉を柔らかくほぐして改善してあげるほうが、手っ取り早く脂肪燃焼効率を高めることができるのです

麗子 「筋肉をつけると代謝が上がることは知っていたけど“ゆるめる”という発想はありませんでしたねえ

先生 「だから皆さんに、筋肉の重要性を知っていただきたいと思っているんです」

Q.表情筋をケアするとどうなる?

麗子 「先生が今お話しした、たるみ・吹き出物・ゆがみ・しわなどの肌老化は、顔の筋肉をマッサージすると全て改善されるんですか?」

先生 「老化の程度の差もあるし、その人の生活環境によっても異なりますが、多くは改善します。具体例を挙げると…

顔の筋力が回復して表情豊かになる。
顎の痛み、目の疲れの改善。
顎関節症、顔の歪みの改善。
たるみがなくなり、凛とした印象になる。
血流が改善し、潤いが甦る
むくみがとれて小顔になり、眼下の目袋や二重顎が改善される
シワが消える
皮膚の引きつりがなくなるため、穏やかで柔らかな印象になる
眼、口、鼻などのパーツがくっきりしてくる

などが期待できます。
麗子 「すごい、美人になれますね」

先生 「これまで施術させていただいている人たちは、どんどんキレイなお顔だちに変化していっていますよ」

― 表情筋をケアするときのルールをチェック! ―

麗子 「よーし、来週の合コンに向けて今から『顔層筋メソッド』はじめます!」

先生 「自己流で適当にやらないように注意してくださいね。かえって逆効果になる場合もありますから」

麗子 「ええ!」

先生 「施術するときのポイントをお教えしましょう。

1)施術は各個人で施術の仕方が異なるため、決して我流で行わない。

10人いたら10人とも違う顔を持っている。年齢も仕事も今まで行ってきたスポーツも、人それぞれ違うもの。つまり、筋肉が硬化した場所も老化している程度も人それぞれだということ。自分の顔の筋肉がこっている部分を見つけ出し、そこを中心に入念にほぐすことが大切です。

2)痛みが出るほど強く刺激しない

マッサージの強さは「痛気持ちいい」くらいが適当。激しい痛みを感じるほどゴリゴリ刺激しすぎると、顔面神経を傷つけてしまうこともあります」

麗子 「なんだかちょっと怖いですね」

先生 「激痛が走るほど強く刺激しなければまず大丈夫でしょう。医師の話によると、自分でマッサージする程度の力では、神経に異常をきたすほど力を加えられる可能性はほとんどないといわれています。特に側頭筋などは大事な神経が走っているため、ゴリゴリこするよりも圧迫しながら筋肉をゆるめるようにするといいですね」

3)筋線維に対して横断方向でマッサージを行う

先生 「3つ目は一般的なマッサージ方法と全く違うということ。このマッサージはお顔のシワに対して平行に行います。たとえばおでこ。一般にはシワを伸ばす様に下から上に手を滑らす事が多いのですが、硬くなった筋肉をほぐすにはシワの走行と平行に左右にマッサージします

麗子 「ええ? それってシワになりません?」

先生 「一番の理由は、深層筋の線維に対して横断方向にマッサージすることで筋線維をストレッチさせる為です。弦楽器を縦になでても弦はあまりのびないけれど、横に力を加えるとよくのびるイメージですね。筋線維の走行方向を横断(しわと並行)するようにマッサージすることで、筋肉の硬くなった部位を確認できます。老化しているポイントを知ることで、力を加える加減を調節できるし、筋肉を効果的にほぐすことができるのです。筋肉が柔らかくふっくらになれば肌のハリも甦るので、シワになるということはありませんよ

麗子 「素人でも固くなった筋肉が分かるものですか?」

先生 「大丈夫。筋線維に対して横断方向にマッサージすることで、健康な線維の中に存在する一部の悪い筋線維を、指先で感じ取ることができるようになります。はじめは分らなくても、毎日続けることで違いを発見できるようになってくるはずです。そこをしっかりほぐすことで、1日の中で発生した老化をリセットできるんですよ」

麗子 「指で顔を適度に押すと痛みを感じたり、指先で硬いしこりやプリッとした感触があるときがあるますが、それが固くなった筋肉でしょうか?

先生 「そう、まさにそれ!」

4)一箇所だけでなく、連動している筋肉をほぐす

先生 「筋肉は単独で存在するのではなく、筋肉どうしが筋膜・腱・靭帯などを介してつながっています。たとえば二重顎を改善したい場合。下あご周辺の筋肉全体を改善しなくてはなりませんが、そのためには下あごの筋肉とつながっている部位も改善する必要があります。具体的に言うと、二重顎の改善には顎周りの筋肉と首の前と後ろの筋肉、そして胸の筋肉を全体的に施術することで高い効果が期待できるのです」

麗子 「『顔層筋メソッド』を見ると“ほほのたるみ”のケアで首もマッサージしていたのはそういうわけなんですね」

先生 「さらに効果を高めたいなら、全身を入念にストレッチしてほぐしてあげるといいですよ」

麗子 「最近ジョギングを始めたのですが、運動はどうでしょう?」

先生 「運動はとてもいいですね。しかし、硬くなってしまった悪い
筋肉を抱えたままいきなり強い運動を行うと、悪い部位を体が守ろうと反応してさらに筋肉が硬くなってしまいます。それを回避するために、ストレッチはお忘れなく。
。全身をほぐしてから、歩いたり軽い
ジョギングや水泳などから始めるといいですね。身体の異常を感じたり、
腰痛、肩こりを感じたら休息を。決して無理をしないことが大切です」

Q.施術後に注意することは?

先生 「さて、終わりにマッサージ後の注意点をお話しましょう。本の通りにマッサージを行わなかったり、つい一生懸命やりすぎたてしまったりした場合に起こる症状は、皮膚が赤くなる、腫れる、熱を持つなど。他には、刺激が強すぎると青あざや痛みが出ます。このような場合は、たとえ施術途中でも直ちに中止して、しばらくマッサージを行わないでください。これを無視すると、かえって筋肉のコンディションが悪くなってしまいます。さらに、筋肉がかえってこわばったり緊張したりするような場合にも、しばらくマッサージを中止すべきです。

これ以外の症状が出て不安な場合は、専門医に相談するなり、私のところにお問い合わせいただければ、出来る限りお答えします」

麗子 「無理しないで焦らないで行うことが大切なんですね」

先生 「そうです、無理は禁物。コツコツ続ければ必ず結果は出てくるから、あせらないで。今すぐの結果を求めるのではなく、“5年後10年後も今のままで”を目標に行うといいですね

麗子 「よーし、この本『顔層筋メソッド』をバイブルに、年齢不詳美人を目指しちゃいます! 」

最後に

私は長年筋肉を対象に施術を行ってきたことで、腰痛や肩コリなどの不調にもひとりひとり違う原因があることを知る事ができました。それば、ひとりひとり違う施術が必要であるということ。つまり、型にはまった施術パターンは存在しないということです。

そして施術を続けていくうちに、筋肉をケアすることの重要性を皆さんに理解していただきたいという思いがつのっていきました。

しかし肌表面のケアとは違い、筋肉は目で見ることができないことから客観性に乏しいという問題点がありました。何かいい方法はないかと考え続けていると、筋施術を行った患者さんから嬉しい報告が続々と届いたのです。

「肌がキレイになった」
「やせた」
「外反母趾が改善された」
「O脚だった脚がまっすぐになってきた」

体の不調を取り除くだけでなく美容効果も高いということを、患者さんから教えられたのです。それ以降、施術によるお顔を含む全身の変化をデータとして記録していきました。そして、それをもとに最も効果的な施術方法を作り上げました。

私のもとに訪れる方は、痛みや美容のトラブル、心身のストレスなどさまざまな悩みをお持ちです。そして、そんな方々には同じ思いがあるということを知りました。 それは「自分にあった施術方法を知りたい」ということでした。

私が長年の歳月をかけて集めて作り上げたこの顔層筋メソッドを十分にご活用いただき、心身ともに健康に若返りするための実践してください。そして5年後も10年後も今よりもっとキレイに活動的に!

最後に、最大の効果を引き出すのは「若さを保ちたい・自分はキレイ!」という自らの心の決意であることをお伝えします。

ぜひ、今現在の写真を撮り、3年後・5年後・10年後に見比べてみてください。 きっと満足できる結果が得られていると私は信じています。

血管機能の低下

血管機能の重要性について
私たちは、細胞の老化や死を左右する重要な環境因子が血管機能にあると考えています。 栄養や老廃物を運ぶ血管は、私たち体の中で最も大切な器官です。身近なものにたとえるなら道路です。道路自体がきれいに整備され、障害物がなければ車はスムーズに移動できます。しかし、石ころや泥などで足元が悪ければ、移動は困難になります。
つまり血管の機能が低下し、異常を起こしてしまうと、関連している細胞の周囲でゴミなどの老廃物がたまってしまい、必要な栄養も届きにくくなるのです。
その結果、血流を必要としている細胞自体が弱体化し、細胞本来の機能も低下してしまうのです。 皆さんが一番気になる皮膚でたとえると、
(1)免疫力が低下して生じる感染や肌荒れ
(2)皮膚細胞の機能低下によるヒアルロンサンなどのコラーゲンの減少
(3)筋の緊張の低下などによる皮膚のたるみやしわなどが生じます。
ところが私たちは、弱ってきた細胞本来の機能を取り戻すのでは無く、皮膚の外側からサポートすることに神経を費やしているのではないでしょうか。
たとえば高価な栄養剤を飲み続けること、ヒアルロンサンを注入すること、老化した部分を切除し健康な部分を移植するなどです。
本来は細胞が正常に働いてくれさえすれば、外側からサポートをする必要が無いことはご存知のはずです。血管機能を改善し、細胞の働きをよみがえらせることが、自然の美しさではないでしょうか。

健康な血管を維持する事

健康な血管を維持する事
細胞の老化や死を左右する重要な環境因子が血管機能にあると前述しましたが、血管自体の老化も比較的早くから始まることをご存知でしょうか。
その代表的なものは動脈硬化です。血管機能改善に必要なことは何でしょう。
(1)栄養価の高いバランスの取れた食生活
(2)規則正しい生活と適度な運動
(3)ストレスを貯めない健やかな精神
(4)体の柔軟性の維持・改善
などと考えています。
当店は主に、(4)の柔軟性の維持・改善を目的として施術を行っています。

柔軟性

柔軟性の低下とその原因は?
子供の皮膚は張りがあり、つやつやとして、きめ細かく、光り輝くようなエネルギーを感じます。
子供の頃の体は柔軟性に富んでいたと思います。しかし年齢を重ねると共に、私たちの体は徐々に硬化して柔軟性を欠いていきます。それはおそらく筋の硬化(何らかの原因により筋が収縮して緩むことが出来なくなった状態)によるものと考えられます。

筋肉が硬くなると

柔軟性を低下させる筋硬化について
筋細胞が硬化する原因は多種にわたりますが、筋が硬化することで筋機能自体が低下していく状態は筋の老化であろうと考えています。
筋の硬化が生じると、その局所はしこりのようなものとなって残存し、正常な筋機能が行えなくなります。また、その周囲でも筋硬化の影響を受け、循環障害(血液の流れが悪くなった状態)に陥り筋は硬直し(主に酸素不足により生じる筋の硬化で死後硬直と同意語)、筋の硬化はさらに進んでいきます。
血管は筋の間をぬうようにして走行しています。筋など軟部組織の硬化は血管やリンパ管などの循環系を圧迫、狭窄(狭く)し、循環障害を招きます。また、手・足など抹消でのポンプ作用(手・足を動かすことで、ポンプのように血液を心臓に送り返すこと)的な循環機能の低下を生じさせます。そして血流の低下を受け、各種細胞機能が低下して老化の進行を早めると考えています。